2008.05.31

Presents 角田 光代 (著), 松尾 たいこ (絵)


時折さんのブログのブックレビューで興味がでて読みました。


いろいろな年齢の女性のある一瞬を切り取って本にした感じ。
時折さんも書いてたけど、やはり、春から下宿する娘になべセットを贈る母と子のはなし、
その名もずばり、「鍋セット」が良かったな。

あと、私がすごくうれしく感じたのは松尾たいこさんの挿絵。
ちゃーーんと印刷してあって、切り取ったら飾れそう。
もしかして、その絵は読者へのプレゼントかなと思った。
雰囲気のある絵ですごく素敵♪

これは小説推理という月間誌に、毎月ひとつずつ「プレゼント」というテーマでかいたもので、
あとがきによると、角田さんも松尾さんも、それぞれの作品を自分へのプレゼントだと感じていたみたい。


「・・毎月届く、本当に美しく、どこか毅然とした松尾さんの絵は、たしかに私にとって、すばらしいプレゼントでした。」---角田光代

「・・でもその気持ちが時には交わり合ったり、時には遠く眺め合うだけになったり・・」

「・・この本がいろんな世代のいろんな生活を送っている沢山の人たちのプレゼントになるようにと思って・・」---松尾たいこ 



ふうむ。なるほどね。
なんかどっか、懐かしい、少年少女文庫を思い出させるような、不思議な本です。
良かったです。

若干、物足りない気がするのはなぜかなあと、ちょっと思ったのは。
これ、女性からの視点で書いてあるんで、男性側からはどうだったんだろうなあと。
想像するしかないけど、プレゼントってさ、相手の気持ちも知りたいもんじゃありません?
女同士だとなんとなく想像つくんだけど、男の人ってどういう気持ちの動きがあるんだろ、ね。

うちなんかさ、家族が夫と息子だからさ、何考えてんだか。
気持ちのすれ違いが多い気がするよ。


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出版社 / 著者からの内容紹介
直木賞作家・角田光代の短篇と人気イラストレーター・松尾たいこのイラストで切りとった、珠玉の短編集。

内容(「BOOK」データベースより)
この世に生まれて、初めてもらう「名前」放課後の「初キス」女友達からの「ウェディングヴェール」子供が描いた「家族の絵」―小説と絵で切りとった、じんわりしあわせな十二景。
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