2008.04.06
「日本美術のことば案内」 日高 薫

今月から日本美術にどっぷりつかろうと思っている私。
大ヒットであった。
普通のことばガイドというのは、堅苦しくて、とても読みにくかったり、
写真が悪かったり、本が重かったり、表紙が硬かったりと
読み物として楽しめるという本はなかなかないもの。
この本は、たとえば、すやり霞→フェードインフェードアウト、留守文様→人物不在のドラマ
なんていうサブタイトルをつけてくれてから、解説してくれるし、
その文章も、若々しい中にも品があるというか、さわやかで読みやすい。
30-50ページごとに、Q&A がはいっているのだ。
美術品の数え方、難読語、美術品の名前の付け方、書画の装い、
それぞれ、結構面白かった。
たとえば、名前の付け方のルール。いったん覚えてしまえば、
実物を見なくても物のイメージがかなり正確に
頭に思い描くことができるそうで。
すごいもんですなー。
まんずまんず、すばらしい。
出版社/著者からの内容紹介
美術館を訪ねて、美術本を読む際に、よく出会う美術の専門用語。奥ゆかしくて、味わいのある言葉を、絵画、彫刻、工芸品の具体例をあげながらひもとく。解説とともに、興味深い随筆入りのハンディーなガイドブック。
美術館を訪ねて作品に接するとき、また美術本を読む際に、よく出会う美術の世界の専門用語。それらの言葉を即座に理解することができたら、美術鑑賞がもっと味わい深いものになります。
「宝相華(ほうそうげ)」、「洲浜(すはま)」などのモチーフを表現することば。「野毛(のげ)」、「白描(はくびょう)」、「肥痩線(ひそうせん)」など、技法を表すことば。「異時同図(いじどうず)」、「葦手絵(あしでえ)」などの表現法を表すことば。また、「六曲一双(ろっきょくいっそう)」、「伝(でん)」、「折紙(おりがみ)・極(きわめ)」といった日本美術鑑賞の際に、よく出てくる言葉を満載。絵画、彫刻、工芸品などの具体的な写真をふんだんに使って、博物館で働く著者の経験を踏まえ随筆形式で紹介します。巻末には、本文では補えないことばの小辞典付き。
# 出版社: 小学館 (2002/12)
# ISBN-10: 4096815411
# ISBN-13: 978-4096815410
# 発売日: 2002/12
# 商品の寸法: 21 x 13.6 x 1.2 cm
# おすすめ度: 5つ星のうち 5.0
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